北信がんプロ市民公開講座「AYA世代のがん体験談からその支援を考える」(石川県立看護大学)を開催いたしました。
実施報告
超少子高齢化地域での先進的がん医療人養成(北信がんプロ)による市民公開講座が、3月7日(日)10時からホテル金沢にて開催されました。
本学のがんプロ企画委員が中心となり、福井大学の関係職員と準備を進めました。北信がんプロと北國新聞が主催、石川県、金沢市、かほく市、石川県看護協会及びテレビ金沢が後援、北陸CNSの会の共催で開催しました。
コロナ禍の状況において、感染予防対策のため会場の参加人数を制限し、オンラインによる参加を募りました。当日は会場に22名、オンラインに156名の参加があり、YouTube動画再生数は380回を超えました。
第1部は福井大学医学部附属病院 産科婦人科の折坂誠先生による「がんになっても妊娠・出産できますか?」、富山大学附属病院看護部 がん看護専門看護師の樋口麻衣子さんによる「AYA世代のがん体験者へ支援のあり方(研究報告:看護の視点から)」、NPO法人がんノート代表理事の岸田徹さんによる「25歳でがんになって」の講演を開催しました。第2部は北信がんプロコーディネーターと講師によるパネルディスカッションを開催しました。
本企画から、AYA世代でがんになることで直面する就労や生殖などの問題を知り、がんになってもその人らしく生きることを支える医療や社会のあり方について考えるきっかけになればと願っております。


