北信がんプロ 県民公開シンポジウム「がん診療最前線」テーマ:がんの診断・治療のニューノーマル(福井大学)を開催致しました。
実施報告
令和4年11月6日(日)第16回となる北信がんプロ県民公開シンポジウムを、福井大学文京キャンパスにて開催致しました。
5名の専門医師が「がんの診断・治療のニューノーマル」をテーマに講演し、参加者50名とWEB視聴の約140組が聴講しました。
開会に先立ち、司会進行の医学部附属病院がん診療推進センターの廣野靖夫センター長が「コロナ禍においても診断・診療方法はどんどん進化しています。今後スタンダードとなるかもしれない本学の最新がん医療についての話を是非聞いてください」と冒頭の挨拶で話しました。
続いて、放射線部の辻川哲也教授がPET/MRIの最新検査について講演。「本学附属病院で稼働しているPET/MRIは、高感度・高分解能PET画像と高磁場MRIの高精細画像により正確な診断を行うことができます。今後、本学附属病院はこの検査がニューノーマルとなります」としました。
泌尿器科の寺田直樹教授は、最近急速に増加している前立腺がんに対するいろいろな治療法を紹介。「新たな治療薬が開発されつつあり、患者に負担が少ない治療が可能になります」と話しました。
他にも卵巣がん、乳がん、胆道がんなどの診療や治療についてがんの専門医師がわかりやすく講演を行いました。
本シンポジウムの動画は、福井大学北信がんプロのホームページから視聴可能ですので、ぜひご覧ください。
https://www.med.u-fukui.ac.jp/information/29826/
【 期間限定:令和5年3月31日まで 】
福井新聞掲載の採録記事はこちらからご覧いただけます。
令和4年12月4日(日)付
https://www.med.u-fukui.ac.jp/information/30158/
