大学名 | 福井大学医学部 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
コース名 | シームレス型栄養管理コース(インテンシブコース) | ||||||
対象職種 | 医師、歯科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、言語聴覚士、理学療法士、運動療法士、その他の医療スタッフ | ||||||
修業年限(期間) | 1年(延長可) | ||||||
養成すべき人材像 | 栄養学は医療の基本であり、がん医療においても必須の医療技術である。近年はがん悪液質やサルコペニアへの対応も求められ、様々な状況下でがん治療の継続を図るには臨床栄養の知識を持った医療者を養成する必要がある。 在宅医療においても、経口摂取の維持、経管栄養、静脈栄養など患者の状態に最も適した栄養管理を安全に行う事が求められ、地域の医療資源として病院から在宅へ移行しても栄養管理を継続できる医療者も同時に養成する必要がある。この研修は、医療の現場でのNST活動の活性化にも繋がる。 |
||||||
がんに関する専門資格との連携 | 認定医・指導医ならびに臨床栄養代謝専門療法士(がん専門療法士)(日本臨床栄養代謝学会)の研修施設として認定。 | ||||||
教育内容の特色 | がん医療を推進する上で栄養管理は最も重要な技術の一つである。周術期合併症の軽減、化学療法の継続、がん悪液質への移行の予防などを理解し行える医療人を育成出来る。また、終末期のQOLを高く維持ためにも管理技術の習得を要する。拠点病院と在宅のスタッフがこのインテンシブコースを履修することで、シームレスな在宅移行が可能となる。また、地域の各職種の栄養管理技術がレベルアップすることで、安全かつ満足度の高いがん医療が実現できる。 | ||||||
指導体制 | 福井大学医学部附属病院をはじめ、各大学病院の栄養サポートチームが中心となる。日本臨床栄養代謝学会認定教育施設の研修サポートを受ける事ができる。また欧州臨床栄養代謝学会のLLL Diplomaならびに講師資格を持つ者も指導に当たる。 | ||||||
修了者のキャリアパス | コース修了者は、医師ではNSTのチェアマン、地域NSTの指導者として期待される。医師以外のスタッフは、日本臨床栄養代謝学会認定NST専門療法士、さらに臨床栄養代謝専門療法士(がん専門療法士)資格の取得をめざすことができる。がん治療における栄養管理に深く関わることが期待できる。 | ||||||
受入目標人数 | R5年度 | R6年度 | R7年度 | R8年度 | R9年度 | R10年度 | 計 |
2 | 12 | 12 | 12 | 12 | 12 | 62 | |
受入目標概要 | 県内のがん拠点病院を含むがん治療を行う病院でのがん治療における栄養管理の強化を図る。対象となる職種が多岐にわたるために今後6年間で60人養成する。受入れ目標人数を60人と設定。 |
連携6大学の大学院生の方はこちら
大学院正規課程コース